2021.9.8
Salesforceの変更セットでは、検証環境であるSandboxから本番環境に、作成・変更した設定内容をリリースすることができます。
今回は、本番環境にはまだ存在しない、Sandboxで作成されたapex機能を含む新規オブジェクトを、変更セットで本番環境にリリースする際の注意点について記載します。
新規オブジェクトをリリースする際、変更セット内には、下記の設定等が含まれているかと思います。
・オブジェクト
・カスタム項目
・レコードタイプ
・ページレイアウト
・入力規則
・ワークフロールール
・承認プロセス
・apex クラス
・apex トリガ etc…
この時、リリース物にapex クラス、apex トリガが含まれていた場合、これらを一度のリリースで反映させることはできません。
本番とSandboxで環境の差異や、コーディングにミスがなくても、リリース時のテストでエラーが発生してしまいます。
(私の場合、最後の最後で出ました)
この問題を回避するには、変更セットを2つに分けることで対処できます。
1次便 … apex機能以外(オブジェクト、カスタム項目、ワークフロールール etc…)
2次便 … apex機能(apex クラス、apex トリガ)
以上となります。
ありがとうございました。