2018年3月20日
Linux技術者認定資格 レベル1(LPIC Level1)受験記
こんにちは。
今回は先日受験し無事合格をしたLinux技術者認定資格 レベル1(LPIC Level 1)について、
勉強方法をご紹介したいと思います。
業界1年目で業務としては未経験で受験していますので、
同じ境遇の方の参考にしていただければと思います。
Linux技術者認定資格についてはこちらをご確認ください。
※2018/02/04に”LPIC”同等の資格、”Linuc”が発表され、そちらの取得が推奨されています。
詳細は公式のよくある質問をご確認ください。
LPICは101, 102試験の両方に合格すれば資格認定されます。
2つの勉強は同時に受ける必要はなく、また内容は違いますが教材や勉強方法等に違いはないと思うので、同時にご紹介します。
私の試験結果の概要はこちらになります。
勉強期間 : 各1ヶ月
試験結果 : 101試験 : 600, 102試験 : 630
※合格ラインは共に500です。
事前知識 : ほとんどありません。
使用教材 :
〜勉強方法〜
勉強の流れは以下の通りです。
1. 「 1週間でLPICの基礎が学べる本」を1週間で読む
2. Linuxを触る
3. 「Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集」を解く
4. 「Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集」を読み込む
1. 「 1週間でLPICの基礎が学べる本」を1週間で読む
私のように業務等で殆どLinuxに触ったことがない場合、
基本的なコマンドやLinuxとWindowsの違いすらわからないのではないでしょうか。
受験をする上でLinuxの基礎を理解するには「1週間でLPICの基礎が学べる本」が最適でした。
ただし基本中の基本なのでガッツリ読み込んだり全てを頭に入れる必要はないと思います。
残った疑問はあとの勉強をしていく過程で自然に解決していくと思うのでタイトルの通り1週間かけて読んでいきました。
2. Linuxを触る
やはり実際に触った方がイメージが湧いて勉強のしやすさが違うと思います。
特にOracle等とは違い環境の用意は圧倒的に楽ちんなのでぜひCentOSやUbuntuを自身のPCに入れてみてください。
ググればいくらでも出てくると思います。「仮想環境 CentOS」など。
“cd”, “mkdir”とか基本的なコマンドがパッとでてくるようになると勉強が楽になります。
3. 「Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集」を解く
どの勉強法ブログを見ていても必ず出てくる問題集なので必ず買ったほうがいいと思います。
この問題集の問題の2~3割は全く同じものが出てきます。
私はOracleのBronzeも取得しているのですが、全く同じ問題が3割も出てくる問題集はありませんでした。
丸暗記したところで2~3割程度なので安心はできませんが丸暗記したほうが良いです。
理解はともかく一旦問題の傾向を掴んだり、覚えるのが苦手なところは後で理解をする必要がある点であることを知ることができるので、まずは周回しましょう。5周もすれば覚えていると思います。
4. 「Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集」を読み込む
この問題集は解説も詳解なので、ネットで検索するのも併せれば実際の試験範囲でイメージがまったくつかない問題はなくなるくらいには理解できます。
解くフェーズで苦手な章は出てきていると思います。
もちろん全部読んだほうが良いですが、周回したことによって解説読まなくても解けるようになる問題はあると思うので、
時間がない方は苦手な章を重点的に読んだほうが良いですね。
因みに私が苦手な章は以下の通りです。
101試験
4章 : ハードディスクの管理
5章 : マウントとクォータ機能
102試験
2章 : X Windows System
共通しているのですがやはり全く触れたことがなかったからだと思います。
余裕があればぜひ触ってから勉強してみたほうが良いと思います。
今回は以上になります。
未だに業務でLinuxを触れる機会はありませんが、
勉強の過程で業務の裏側を知ることができたのはとてもタメになりました。
次は基本情報技術者試験を取ろうと思います。
前回申し込みはしたのですが、受験すらしていないのでしっかり勉強して臨みたいと思います。