Online to Offlineの略
主にEコマースの分野で用いられる用語で、ネット上(オンライン)から、実店舗(オフライン)での行動へと促す施策のことや、ネット上での情報収集をして実店舗での購買行動に影響を与えるような施策のことを指す。
実店舗をもつ飲食店や小売店などが、ネット上で割引クーポンやサービス追加クーポンを提供したり、位置情報サービスによって店舗の認知や来店を促したりすることなどが例としてあげられる。
2013年3月時点で日本国内でも4500万人以上、全世界で1億人超という利用者を持つ無料通話・メッセージアプリの『LINE』はO2Oサービスとしても注目を浴びている。
『LINE』を活用した事例として、ローソンが企業向け「公式アカウント」を利用し「Lチキ」のクーポンを配布したところ、10万枚が店頭で使われた実績や、ロッテがコアラの「スポンサードスタンプ」を配信したところ、コンビニでの「コアラのマーチ」の売り上げが前年度比116.7%、翌週も前年度比111.5%などの実績があり、今後O2Oのインフラになる可能性が最も高いネットサービスとして話題になっている。