2014.4.19
ビジネスソリューション部の小池です。 しばらくぶりのブログ更新になりますが、よろしくお願いします。
今回は、intra-mart製品導入時の負荷試験実施時の同時接続設定に関してを 記載させて頂こうと思います。
(今回紹介させて頂く負荷試験ツールは、 Apache JMeterを前提として記載しています。)
JmeterではCSVからデータを読み込んでパラメータへセットする事ができます。
intra-martへ複数ユーザをログインさせる場合に(負荷試験時の多重度に相当する試験実施時)
このCSVの機能を利用します。
【手順1】
im_user/im_passwordをパラメータとしてセットしているHTTPリクエストを探します。
【手順2】 該当リクエストを右クリックし追加->設定エレメント->CSV Data Set Configをクリックします。
【手順3】
追加されたCSV Data Set Configをクリックし以下の項目を入力します。
・Filename:account.csv
読み込むCSVファイル名のため任意で設定して頂いて構いません。
デフォルトではCSVファイルは存在していないのでFilenameで指定した名前でファイルを作成してください。
・Variable Names(comma-delimited):user,pass
CSVファイル中に記述された列に定義された情報です。
今回の場合はCSVファイルへuser,passの2つを定義し以下のような形式となります。
Jmeterではここに記述された値を変数としてパラメータへセットする事ができます。
CSVファイル記述例
※ユーザ名,パスワードという順番で記述されています。
guest,guest
user0001,user0001
user0002,user0002
・Delimiter:,
【手順4】
ユーザ名/パスワードが定義されているリクエスト全てに以下の値を入力します。
ユーザ名:${user}
パスワード:${pass}
※手順3のVariable Names(comma-delimited)で指定した値を記述します。
※:
負荷試験に関する設定系等のTips的な事項については、機会がありましたら今後も本ブログへ
展開できればと思っています。
また、intra-martに関する負荷試験に関しては、負荷試験時の設定で必須となるパラメータ設定や
負荷試験の概念等も含めて、以下、本家の開発ブログに詳しく記載されていますので
こちらも参考に実施されてみてください。
負荷試験を行う際に、考慮すべき設定について