2015.10.30
今回の内容は、IM-Jugglingの問合せ事例にて、複数お問合せ頂いたケースの紹介になります。
対象製品は以下の環境が該当しますので、参考として頂ければと思います。
・intra-mart IM-Juggling
○問合せ内容の事例
・ e Builder for Accel Platformにて作成したユーザモジュールを
IM-Jugglingにて取込み、warファイルを作成した。
・warファイルデプロイ後、ユーザモジュールにて同梱した各種資材の展開先を確認したが
ユーザモジュールにて作成している各種設定ファイルの内容が、反映されていない。
デプロイ後、ユーザモジュール設定が反映されていないファイルの例)
・/WEB-INF/conf/配下の各種xmlファイル
・/WEB-INF/classes/配下の各種設定ファイル(dicon設定等)
○回答内容
IM Jugglingプロジェクト内とe Builderモジュールプロジェクト内で
同様の設定ファイルが存在している場合は、warファイルデプロイ時には
IM Jugglingプロジェクト管理側のファイルが適用されます。
つまり、開発プロジェクト上で追加していた当該ファイルが
Jugglingプロジェクト上のファイルで上書きされますので
上記のようなケースの場合、実質的にe Builder上の設定ファイル情報が
除外されることになります。
回避方法としては、以下のどちらかを実施する必要があります。
・ユーザモジュールに組込みしている該当ファイルを、予めIM-Juggling上の該当プロジェクトへコピーしておく
・IM-Juggling上の該当ファイルを、予め削除しておく
※:ユーザモジュール作成時のプロジェクト構成に関しましては、以下の製品URLより御確認下さい。
・intra-mart e Builder for Accel Platform / アプリケーション開発ガイド