【intra-mart】ワークフローの画面内で子画面をポップアップ表示させる際の注意点 | 株式会社アースリンク

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2021.10.27

【intra-mart】ワークフローの画面内で子画面をポップアップ表示させる際の注意点

intra-martのIM-FormaDesignerを用いてワークフローの画面を開発している中で、
「次へ」ボタンの「ポップアップ表示」を用いて子画面を表示させる機能を作ることになりました。
画面遷移の中でも特殊な仕様が多かったので、備忘録も兼ねて挙げていきます。

1.ポップアップされた子画面はワークフローのリクエストパラメータがほとんど使えない

「imwNodeId」は処理中のノードID、「imwSystemMatterId」はシステム案件IDなど
案件に関わる値を使用する際によく参照されるリクエストパラメータですが、
子画面ではその大半に値が入っていません。
(一部例外として、imwUserCodeやimwApplyBaseDateには値が入っているようです)

2.子画面にある画面アイテムには値が入っていない

上記のように案件の情報と切り離された状態の子画面には、
同じ案件で既に値が入力されたアイテムがあってもその値は引き継がれません。
ただし、子画面を開く元の親画面に同じフィールド識別IDのアイテムがあれば、
子画面を開く「次へ」ボタンで「子画面に値を反映」を設定することで値を引き継げます。
ただし、アイテムの値以外(例えばファイルアップロードアイテムのファイル情報)は引き継がれません。

3.IM-BISのアクション設定を使うことができる

子画面として設定した画面にアクション設定が登録されていた場合、それらの処理が動きます。
そのため、子画面のアイテムに値を入れる際に外部連携を使うことも可能です。
子画面以外でも使う画面の場合、子画面での動作を想定していない処理が動いてしまうリスクもあるので、
各処理に個別に条件を設け、必要な処理だけが動くか十分に確認する必要があります。

タブ遷移が使えないスマートフォン画面など、子画面での表示が求められる機会もあると思います。
通常の処理画面と勝手の違う部分が多いので、上記の他にも何ができるか?何ができないか?を
丁寧に確認しながら開発を進めていく必要がありそうです。

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