インサイドセールスの4つのメリットや設置すべき会社の特徴を解説

新たな営業スタイルとしてインサイドセールスが注目を集めています。
従来の訪問型の営業スタイルと比較してどんなメリットがあるのか、インサイドセールスを取り入れるべきなのはどんな企業なのかについて解説します。
より効率的な営業をおこなうための方法についても確認しましょう。
インサイドセールスの4つのメリット
インサイドセールスは内勤がメインの営業スタイルのことです。
従来であれば営業は顧客の元に訪問するスタイルが一般的でしたが、内勤をメインにすることでどんなメリットがあるのかを確認しましょう。
時間や交通費のコストを削減できる
訪問型の営業をおこなうには、当然ですが営業担当が顧客の元に足を運ばなければなりません。
移動に多くの時間がかかり、交通費や社用車の維持費も必要です。
ですが訪問したからといって必ず成約につながる保証はなく、場合によっては会社の出費ばかりが増えてしまいます。
インサイドセールスなら電話、メールなど、会社にいながら営業ができるので時間や交通費をロスする心配はありません。
コストカットにもつながり、より収益を高められます。
1日の商談数を増やせる
従来の営業方法では移動に時間がかかったり、顧客のスケジュールに合わせて商談の予定を組まなければならないという問題がありました。
移動の時間が必要ない、取引先の都合に合わせたスケジュールを組む必要がないインサイドセールスなら、1日の商談にかかる時間を大幅に短縮できます。
その分商談の数を増やして、より多くの成約を狙うことが可能です。
営業社員が少なくても成果につながりやすい
移動時間が必要なく、1日の商談数を増やせると、営業担当の社員1人あたりが少ない時間でより多くの成果を出しやすくなります。
営業担当の社員が少ないとどうしても成約数に限界がありますが、インサイドセールスを導入すれば新規の人材を採用しなくても充分に今まで以上の成果を期待できます。
行動管理しやすくなる
インサイドセールスでは顧客に送ったメールなどが履歴として残ります。
営業担当の社員の行動管理をしやすくなり、どんな点が成約につながったのか、どこを改善すべきなのかを把握しやすいです。
別の営業担当に引き継ぐ際も営業内容の重複を避けるなどの工夫をしやすくなります。
インサイドセールスとフィールドセールスの役割の違い
フィールドセールスは従来の訪問型の営業スタイルのことです。外勤営業とも呼ばれます。
取引先の元に出向いて直接対面して商談をおこないます。
一方でインサイドセールスはメール、電話などを使って営業をおこないます。
ビデオ通話での商談をおこなうこともあります。
新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンラインでのやりとりが主流になっただけでなく、より効率的に営業をおこなうために、近年はインサイドセールスに注目が集まっています。
インサイドセールスを設置すべき会社の特徴
インサイドセールスを設置すべき会社の特徴を紹介します。
人的リソースが乏しい
営業担当の社員の数が少ない、従業員自体が少ない会社にインサイドセールスの導入はおすすめです。
移動時間などで無駄な時間を取られることがなく、営業担当の社員が少なくても効率的な営業ができます。
新たに営業担当の採用をおこなう手間やコストも削減できます。
顧客のリテラシーが低い(購入から遠い)
顧客のリテラシーが低い場合、直接訪問営業をおこなっても成約につながりにくいです。
インサイドセールスでカジュアルな営業を複数回おこなえば双方の負担にならず顧客に関心を持ってもらいやすいです。
まずはその会社のサービスや商品を知ってもらい、その後成約につなげることが可能です。
営業社員を追加しても売上が思うように上がらない
営業に力を入れたいからとやみくもに営業担当の社員を追加しても従来のやり方に問題があれば思うような成果を出せません。
インサイドセールスという新しい営業方法を取り入れることで、営業担当を増やさなくても売り上げアップが期待できます。
その分営業担当の社員を減らして別の業務を回すことも可能です。
【まとめ】
効率を図るならインサイドセールス代行の活用もおすすめ
インサイドセールスを導入すれば少ない人材、少ないコストでより成果を出しやすくなります。
ですがさらに成果を出したい、今いる従業員をもっと効率的に業務に当たらせたい場合、インサイドセールスの代行サービスを利用することもおすすめです。
インサイドセールスについて新しい知識を学んだり新しい人材を採用する手間がかからず、実績のある代行サービス会社が営業をおこなってくれます。
どんなサービスを受けたいか、現状の問題点は何かを明確にした上で適切な代行サービスを選びましょう。