インサイドセールス

非対面で行われるインサイドセールスは、インターネットやSNSの発達、テレワークの推進などを受けて近年は益々注目を集めています。

企業を成長させていくためには、効果的なインサイドセールスが欠かせません。

本記事では、アウトバウンド型のインサイドセールスについて、メリットやデメリットと合わせて詳しく解説します。

アウトバウンド型インサイドセールスとは

アウトバウンド（外向きの）と言うように、アウトバウンド型インサイドセールスとは自社の方からターゲットに向けて営業活動を行うことをいいます。

反対に、顧客が自ら行動を起こせるように促すような営業活動が、インバウンド型のインサイドセールスです。

自社の方からターゲットに向けて直接行う営業活動というと、対面式の飛び込み営業を思い浮かべる方がいるかもしれません。

ポイントはインサイドセールスである点で、非対面で行われるところにあります。

具体的な方法としては、電話やメール、Web会議による商談が挙げられます。

 

しかし、ここで根本的に異なるのがテレアポです。

テレアポはアポイントの獲得が目的であり、どれだけ商談の機会を作るかが重要視されます。

一方で、アウトバウンド型インサイドセールスでは、アポイントの獲得は目指すものの、見込み客へのヒアリングが非常に重視されます。

コミュニケーションをとるなかで見込み客の方からこちらに興味を示してくれた場合、商談へと移ります。

 

これにより、高い確率で成約が見込める商談が行えるのです。
こちらから率先して行われる営業活動ですが、何が何でもアポイントの獲得を最優先にしているわけではないことを覚えておきましょう。

アウトバウンド型インサイドセールスのメリット

続いて、アウトバウンド型インサイドセールスのメリットについて、インバウンド型と比較しながら見ていきましょう。

インバウンド型では、見込み客の方からアクションを起こしてもらうことが重要です。

資料請求やホワイトペーパーのダウンロード、問い合わせなどが挙げられるでしょう。

 

しかし、見込み客から動いてもらわなければ何も始まらないのがネックです。
まだ営業活動を始めたばかりなのであれば、いきなり見込み客がアクションを起こしてくれるとは限りません。

そこで重要となるのがアウトバウンド型です。

アウトバウンド型は自社の方から動くので、インバウンド型のように見込み客の動きを待つ必要がありません。

 

一方で、必ずしも商談や成約に繋がるとも限らないのがアウトバウンド型です。

インバウンド型についてもこの点は同様ですが、見込み客の方から動いている都合上、アウトバウンド型の方が成約に至る確率は少なくなるでしょう。

ですが、業界や業種などターゲットをしっかりと絞っておけば、ピンポイントに狙って営業活動が行えます。

一旦は待つ必要のあるインバウンド型には無い特徴です。

また、インサイドセールスであるという点もメリットにつながります。

従来の飛び込み営業とは異なり、非対面で行われる営業活動であるため、移動時間や交通費、宿泊費といったコストはかかりません。

その分、資料やトークスクリプトの作成にコストを活用できます。
加えて、時間や場所に囚われなくなることで、より多くの顧客をターゲットにアプローチを行えるのもインサイドセールスならではの大きなメリットです。

アウトバウンド型インサイドセールスについて覚えておきたいこと

アウトバウンド型インサイドセールスは自社の側から営業活動を行う都合上、営業担当には精神力や粘り強さが求められるでしょう。

全く何も関係性の無いところから、自社や製品、サービスに興味を持ってもらうのは、情熱とテクニックが必要です。

なかにはこういった営業活動を苦手とする従業員もいるでしょう。

ポイントは最適な人材を対象に教育の場をしっかりと設けることです。

アウトバウンド型インサイドセールスは代行を利用しよう

インサイドセールスは、インバウンド型とアウトバウンド型をバランスよく実施することが重要です。これにより、双方の手が届かないところをカバーしあえます。

 

アウトバウンド型インサイドセールスを行いたくても、なかなかよい人材に巡り会えなかったり、教育のためにコストをかけられなかったりすることもあるでしょう。そういった場合には、インサイドセールス代行サービスの利用がおすすめです。

アースリンクのインサイドセールス代行の導入実績は1500社以上です。自社に人材や知識、ノウハウがなくても見込み客へ効率よくアプローチをかけられます。ぜひアースリンクのインサイドセールス代行サービスの利用をご検討ください。